2015年3月にオープンした原宿「いのちの樹林」。本部跡地に建設された「いのちの樹林」は、生長の家が目指す「自然と人間の共生」を現わしたひとつのモデルであり、武蔵野の面影を残す人々の憩いの場でもあります。

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生長の家東京第一教区はこの「いのちの樹林」の育成管理を、運動の一環としてオープン当初から続けてまいりました。
低木の刈込、除草、肥料散布、芝刈りなど、東京に住む私たちにとっては不慣れな作業ですが、およそ1年間、専門業者さんと共に作業し、指導を受ける事で少しづつ慣れてきたと思います。
作業のペースは月に3日程度。1日の作業に教区から数名の方を募集し、参加していただいております。

去る4月15日にも作業を行ってきました。樹林のあちこちに赤や紫のつつじが色鮮やかに咲き、それは美しい光景でした。池のメダカはキラキラと輝き、時折どこからかカエルの合唱が聞こえます。それらは樹林の息吹のようにも感じられました。

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オープンから1年を経過し、「いのちの樹林」を歩く方が以前より増えていたことも印象的でした。散歩している方、会社員の方、小さなお子さんを連れたお母さん、原宿という土地柄か、海外の方などもお見かけしました。

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みなさん木々を眺めたり、携帯で花の写真を撮ったり、子供を芝生で遊ばせたり、または庵(樹林の中の瞑想スペース)で一休みされたりと、思い思いに自然を感じ、楽しまれていました。

また、敷地内の建物「光明の塔」では、定期的に美術展を開催しています。油彩、水彩、日本画など自然をテーマに置いた作品を展示。4月30日までは常設展示、5月15日~8月14日は「あや絵の軌跡」として「あや絵」を展示。「あや絵」とは和服の帯に使われる織物の切れ端をコラージュして張り合わせる技法を用いた絵です。入場料は無料。館内には休憩スペースもあります。

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「いのちの樹林」は東京の原宿という都市であることを忘れる、緑とアートの空間です。

是非一度お立ち寄りください。