生長の家白鳩会東京第一教区連合会会長 尾関澄子
私たち日本人は、昔から自然の中に神、仏を感じ、山も川も草も木も鉱物もエネルギーも全て神の生命、仏の生命の顕われであると拝み、それらと共に生かされて頂いているという心で自然と共に暮らしてきました。
昨今、地球の温暖化により異常気象が頻発し、肉食による地球環境問題などその影響が地球規模に広がりを持つと共に、次世代以降にも及ぶ深刻な問題になっています。今、改めて大自然の恩恵に感謝し、生長の家の生き方である「天地万物に感謝せよ」を多くの皆様にお伝えすることが私たち白鳩会の使命だと思っております。
働いている時、子育て中の時、闘病中の時、介護する方を抱えている時など、女性という人生の歩みの中で私たちは様々なシーンを迎え、生き方は様々です。しかしどんな出来事があろうとも、そこに微かな喜びや美しい事、ありがたいこと、感動したことなど、明るい面だけを記憶し、語り、思い出す生き方=日時計主義の生き方を実践することで明るい幸福な人生を作る事が出来るのです。
その日時計主義を白鳩会では実践し、人生にどんな悪現象が起こった時にはそれをチャンスととらえ問題解決へと力強く歩むことが出来るように地域での集まり「白鳩誌友会」や「母親教室」また教化部での行事や教えを学ぶ時間を設けております。
女性の真の幸福・生き方を学び、それを家庭や職場に活かす「白鳩会」のお仲間となり、「すべては神の生命、仏の生命において一体である」という宗教心に基づき、地球上のすべてのものを神の生命の現れとして礼拝し大切にする生き方をよろこんで、よろこんで、よろこんでまいりましょう。
令和2年3月6日