私は、東横線 学芸大学駅に住んでいます。桜の美事な碑文谷公園ですがこの写真はバイクを撮っているわけではありません。この場所で10数年前の冬、猫が10匹ほど集まっていたのです。座る方向はばらばらでしたが、大きく輪を描いていました。満月の月光に照らされた静かな夜でした。私は何事か?と10分間程この光景をみていましたが猫同志お互いを意識しあっているのがわかりました。海豚は海の中で電波をだしてお互いに会話をしているそうですが、この猫たちも人間には聞こえない、猫語で話し合っているのではないか?と思いました。名作「綿の国星」(漫画家 大島弓子 作)にもこう云うシーンが描かれていました。古い作品ですがどうぞお読み下さい。私は集会の邪魔にならぬよう、そっと手前の出口から帰宅しました。当時携帯を持っていなかったので(携帯嫌いでしたので)写真を撮っていません。その後、何度か満月の夜にこの場所に来てみましたが、この集会を見ることはありません。今は引越しをして碑文谷公園は遠くなりました。本当にあったお話です。本当です。(byオーサー・タッキー)