生長の家本部は2013年10月、“自然と共に伸びる”運動を展開するため、山梨県北杜市に移転し、原宿の跡地と、赤坂の地には「いのちの樹林」という緑地を建設しました。
「いのちの樹林」は人間の好みによって作られた公園ではなく、その土地本来の植生を構成する樹木や草花を配置し、果実、鳥、昆虫などの“自然の恵み”を生物多様性として味わえることのできる緑地です。そのため、農薬や化学肥料は極力使用しません。都会の中心に“本来の自然”の活動が行える空間が出来ました。
東京第一教区では、環境保全活動の一環として、「いのちの樹林」の草刈りなどを定期的に行い、樹林の整備、育成活動に取り組みます。
いのちの樹林について
(前略)この生長の家の“いのちの樹林”は、これまで都市に造られてきた「庭園」や「公園」と呼ばれる緑地とは異なる、2つの大きな特徴があるということでした。その1つは、その土地本来の植生であるということ、2つめは、生物多様性の実現を目指す、ということでした。(中略)自然界そのものには人間を害するものも沢山あるのだから、人間にとって「食べるに良く、目には美しく、賢くなるには好ましい」植物や動物だけをそばに置いて育てれば“楽園”が実現する--ということです。これは今日の、大方の人間の自然に対する考え方ではないでしょうか? そして、これまでの多くの庭園や公園は、まさにこの考え方にもとづいて造られてきたと言えます。しかし、私たち生長の家は、神の創造世界には悪はない、どこもかしこも「はなはだ良い」世界だという信仰を中心にしていますから、従来型の人間の都合に合わせた庭園や公園をよしとすることは、“迷い”をよしとすることであり、もっと言えば信仰に相反することになるのです。
生長の家総裁 谷口雅宣 先生「唐松模様(2015年2月2日(月)原宿“いのちの樹林”が完成)」
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